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「薬は小さいほど飲みやすい」ってホント?

2017/04/05

 「前から気になってたんですけど~」。あゆみさんは糖尿病薬をカウントしながら続ける。「アマリールのウチのジェネリックって、なんでこんなに形が違うんですか?」

 土曜日の午後、恒例の向精神薬並びにハイリスク薬の在庫チェック。この作業がスムーズに行くかどうか、それが土曜日の帰宅時間を左右する。黙々と在庫数を数えていると、頭は違うことを考えてしまうものだが、どうやらあゆみさんはグリメピリド錠「三和」の形が気になっているようだ。

 「ジェネリック変更するとき、錠剤の形や色が似ているとすんなり行くんですけど、これだけ形も色も違うと、大体びっくりされるんですよね~」。あゆみさんの手はすっかり止まってしまっている。「でも、3mgは似てるんですよね、不思議と。まあ、最近ではアマリールをジェネリックに変更することって広域処方箋くらいで、滅多にないんですけど……」

著者プロフィール

山本雄一郎(阪神調剤ホールディンググループ 有限会社アップル薬局[熊本市中央区])
やまもと ゆういちろう氏 1998年熊本大学薬学部卒業。製薬会社でMRとして勤務した後、アップル薬局に入社。2017年4月にアップル薬局が阪神調剤ホールディンググループの一員に。ブログ「薬歴公開byひのくにノ薬局薬剤師。」を執筆中。2017年3月に『薬局で使える実践薬学』(日経BP)を発刊。2017年4月より熊本大学薬学部臨床教授。

連載の紹介

山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」
薬局で患者さんの何気ない言葉にハッとしたり、後輩からの意表を突く質問に筋道立てて説明できなかったりしたこと、ありませんか? そんな臨床現場に転がる疑問の裏には、薬学の根幹を成す真実が隠れていることも。それらの真実を、「薬局薬学のエディター」を志す熱血薬剤師の山本氏がモノローグ調で解き明かします。

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