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実習生の優秀さにびっくり

2010/05/28

 5月17日月曜日からいよいよ実習が始まりました。

 スタートからの1週間を振り返ってみて一番感じるのは、「実習生が優秀」ということです。大学での6年制カリキュラムによる基礎教育やしっかりした事前実習の成果だと思います。課題に対して高いレベルで応えてくれ、ほかのスタッフもびっくりしています。

 スタート当初、大学病院前の薬局は大型連休のあおりでまだ混んでいましたので、予製用の調剤を中心としたOJT (on-the-job training) を行いました。実習生は一般名と商品名が結びつかず、相互作用などの知識を応用できないもどかしさを感じているようでしたが、一生懸命さが伝わってきました。

 2日目に大学の先生がいらっしゃいました。実習がスタートしてまだ間がないので、何の問題もなく(ここであったら大変ですけど)、主に実習場所とプログラムの再確認をされました。実習生、大学の先生、直接の指導薬剤師、私の4名で面談を行った際には、小学校の家庭訪問を思い出しました。先生は、薬局など臨床現場での勤務経験はないとのことで「どうなることか…。一番緊張しているのは私かも」と仰ってました。

 こちらもちょっと緊張しながらの1週間でしたが、無事に過ぎました。若干、困ったのは「実習時間」についてでしょうか。2人の実習生を異なる大学から受け入れているのですが、実習時間について、1校からは「9~17時で」、もう1校からは「9~18時で」と言われています。ただこれについては「調整は薬局の裁量でお願いします」とのことでしたので、実習生と相談しながら対応していきたいと思います。

 さて、この場を借りてお知らせがあります。私を含む弊社トライアドジャパンのスタッフが主に執筆した「薬局実務実習指導パーフェクトマニュアル」に間違いが見つかりました。


訂正 179ページ(服薬指導の基礎P318)
【講義・演習】の5)授乳と危険な薬剤 の①薬剤の因子 の項で
「蛋白結合率(結合率が高いと母乳中にでやすい)」
と記載していましたが、正しくは
「蛋白結合率(結合率が高いと母乳中にでにくい)」
でした。お詫びして訂正をさせていただきます。


著者プロフィール

竹内尚子(トライアドジャパン株式会社 副社長兼薬事営業本部部長)
たけうち ひさこ氏 北里大学薬学部薬学科卒。1992年、北里大学東病院薬剤部DI・試験係係長、99年薬剤部調剤課課長代理。2000年トライアドジャパンかもめ薬局北里健康館薬局長。2006年トライアドジャパン取締役・副社長。2009年より薬事営業本部部長兼務。2000年より北里大学薬学部非常勤講師、2003年より星薬科大学非常勤講師。自称、典型的なA型。趣味はゴルフ、海外旅行。人生のモットーは「誠実に生

連載の紹介

竹内尚子の「薬局実習奮戦記」
自社の薬局(かもめ薬局)では薬剤師教育のスーパーバイザー、大学薬学部では非常勤講師を務める竹内尚子氏。初体験の長期実務実習の様子を、受け入れ準備から実習生を送り出す瞬間まで、リアルタイムで綴ります。直に学生に接している若手薬剤師も本ブログにゲスト出演して、生の声をお伝えする予定。自局での実習指導の参考に、あるいは“他山の石”?として竹内氏の奮戦記にご期待ください。読者からのコメントやはげましのお声もお待ちしています(ページ下のコメント欄からご記入ください)。

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