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縦社会と国家方針のはざま

2011/08/09

 「いやあ、ゾロを出して誰が得するんだって言われちゃって」「そうだったんですか」「僕も本当はロキソニンが好きなんですけど、ここケンタンじゃないですか。で、ケンタン出してたらそう言われちゃって」「それで整形はロルカムが多いんですね」「そうなんですよ」「先発っていうと、あとはボルタレンかモービックか。あ、それで最近セレコックスに移行してきてるんですか」「そうですねー。それもありますね」。年齢が近い20代後半の整形外科医と病棟で交わした会話だ。

著者プロフィール

とみの ひろみつ氏 東京理科大学薬学部卒。天然物化学専門だったが、研究に挫折して薬剤師として薬局に勤務。その後、薬局勤務を続けながら、ウェブクリエーター、ライターなどとして活動。2004年より千葉県の総合病院薬剤部に勤務し、現在は関連病院に赴任。執筆活動も継続中。趣味は音楽ゲームとプロ野球観戦。

連載の紹介

富野浩充の「当直室からこんばんは」
病院薬剤師として勤務する富野氏が、クスッとできて、時にホロリとし、たまにムカッとしてしまう病院業務の日常を赤裸々に綴ります。薬のことにはほとんど触れない個人のホームページはこちら登場人物の名前は全て架空のものです。内容は事実を元に再構成したフィクションです。

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