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インスリン患者の愚痴とホンネ

2011/03/22

 「ついにインスリンになっちゃったよー」。軽い口調で喋っているが、相当落ち込んでいる風で、こちらと目を合わせようとしない患者。インスリンの自己注射の使い方から注意事項まで説明するのも病院薬剤師の仕事だ。調剤薬局で働いていた時は、現物を渡すだけで、実は使い方をまったく知らなかった。保管の仕方や器具の後処理を知らなくても業務は回せたので、インスリン注射については病院勤務となってから使い方を学んだもののひとつだ。

著者プロフィール

とみの ひろみつ氏 東京理科大学薬学部卒。天然物化学専門だったが、研究に挫折して薬剤師として薬局に勤務。その後、薬局勤務を続けながら、ウェブクリエーター、ライターなどとして活動。2004年より千葉県の総合病院薬剤部に勤務し、現在は関連病院に赴任。執筆活動も継続中。趣味は音楽ゲームとプロ野球観戦。

連載の紹介

富野浩充の「当直室からこんばんは」
病院薬剤師として勤務する富野氏が、クスッとできて、時にホロリとし、たまにムカッとしてしまう病院業務の日常を赤裸々に綴ります。薬のことにはほとんど触れない個人のホームページはこちら登場人物の名前は全て架空のものです。内容は事実を元に再構成したフィクションです。

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