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トリプタン系薬剤(2)
トリプタンの副作用と相互作用を検証する

2011/06/30

 トリプタン系薬剤は、どれも似たような薬剤というイメージがあるかもしれませんが、薬物代謝に関連した相互作用については、かなり違いがあります。また脂溶性の程度によって、副作用も変わってきます。


■併用禁忌薬

 「エルゴタミン製剤」「他の5-HT 1B/1D受容体作動薬」は、すべてのトリプタン系薬剤に共通の併用禁忌薬ですが、これ以外の併用禁忌薬については、薬剤によって異なります。

●モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬が併用禁忌でない薬剤
  ⇒エレトリプタン(レルパックス)、ナラトリプタン(アマージ)

●HIVプロテアーゼ阻害薬が併用禁忌の薬剤
  ⇒エレトリプタン(レルパックス)

●プロプラノロールが併用禁忌の薬剤
  ⇒リザトリプタン(マクサルト)

プロプラノロールについては注意が必要です。本コラムの2010年5月10日の記事をご参照ください。

著者プロフィール

笹嶋勝(日本メディカルシステム株式会社〔東京都中央区〕)
ささじま まさる氏。大学病院でDI(医薬品情報管理)業務の責任者として8年間勤務した後、現在は、薬局チェーン「日本メディカルシステム」の学術部門長として勤務。東京薬科大学薬学部客員教授。

連載の紹介

笹嶋勝の「クスリの鉄則」
過去に自ら経験した症例やDI業務の中で収集した膨大な情報を基に、医薬品を安全かつ有効に使うために必ず押さえなければいけないポイントを整理し、後進の指導に活かしてきた笹嶋氏。本コラムでは、そのエッセンスを「クスリの鉄則」として紹介していきます。

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