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ハイリスク薬(5)
SSRI:絶対に自己判断で服用を中止しないように指導する

2010/07/23

 以前、フルボキサミン(商品名:デプロメール、ルボックス)パロキセチン塩酸塩水和物(商品名:パキシル)の相互作用について解説しました。

 SSRIは、血中濃度が急に上がったり、逆に急に下がったりすると、とても危険な薬剤です。ですから、血中濃度を急激に変化させる可能性がある「相互作用」に注意が必要です。

 もちろん、血中濃度を急に変化させる要因は、相互作用だけではありません。特に危ないのは、「自己判断での休薬」です。メンタル系の疾患のある患者の場合、自己判断で薬の服用を調節していることがよくあるからです。薬剤師としては、患者に「自己判断で服用を突然やめることのないように」と繰り返し伝えることが大切になります。

SSRI増量時の注意

著者プロフィール

笹嶋勝(日本メディカルシステム株式会社〔東京都中央区〕)
ささじま まさる氏。大学病院でDI(医薬品情報管理)業務の責任者として8年間勤務した後、現在は、薬局チェーン「日本メディカルシステム」の学術部門長として勤務。東京薬科大学薬学部客員教授。

連載の紹介

笹嶋勝の「クスリの鉄則」
過去に自ら経験した症例やDI業務の中で収集した膨大な情報を基に、医薬品を安全かつ有効に使うために必ず押さえなければいけないポイントを整理し、後進の指導に活かしてきた笹嶋氏。本コラムでは、そのエッセンスを「クスリの鉄則」として紹介していきます。

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