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【新連載】
電話によるフォローアップに想像以上の効果

2019/12/03
孫 尚孝

 「薬剤師が服薬期間を通じて患者をフォローアップすることを義務とする」――。2019年11月27日に参議院本会議で可決、成立した医薬品医療機器等法(薬機法)等改正案には、薬剤師によるフォローアップの必要性が盛り込まれています。そして今、改正薬機法の施行をにらみ、その具体的な手法に関心が集まっています。

 当社では2016年から、フォローアップの1つの手段として、薬剤交付後に患者さんに電話をかける「サポートコール」を実施しています。そこで、これから電話によるフォローアップの実施を考えている読者の方に、当社の経験を役立ててもらえればと思います。

 当初、サポートコールは、かかりつけ薬剤師の同意を得た患者さんに対する「+α」のサービスとして開始しました。対象患者の選定基準も、「サポートコールが必要だと薬剤師が判断した患者」といった緩いもので、サービスの運用方法は現場に任せていました。正直なところ、「まずはやってみよう」というトライアルの意味合いが強く、効果を確信して始めたわけではありませんでした。

 ところがやってみると、その効果は想像していた以上に高いものでした。

著者プロフィール

孫尚孝(ファーマシィ[広島県福山市]医療連携部長)
そん なおたか氏 2001年京都薬科大学薬学部卒業。三重県の薬局を経て03年ファーマシィ入社。在宅推進部長などを経て、15年より現職。厚生労働省の老人保健健康増進等事業や厚生労働科学特別研究などに関わる。

連載の紹介

孫尚孝の「一歩先行く!薬局の創り方」
広島県、岡山県を中心に薬局を運営するファーマシィ(広島県福山市)。同社の医療連携部長として、医療機関・行政との連携や在宅医療の推進などを牽引する孫尚孝氏が、今後の薬局運営に必要なヒントを、現場のエピソードを交えて語ります。

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