前回も話しましたが、このコラムは今回でなんと1周年を迎えることができました!(パチパチパチ)
この1年、僕が受けた個別指導のいろんな事例を「関あきら」というペンネームでご紹介してきました。ただいくらペンネームとは言っても、個別指導の内容を書いているので、「社長とか会社の仲間にいつかバレちゃうんじゃないかなぁ~」なんて心配をしていたんです~。(ドキドキ……)
そうしたら、3カ月くらい前のことですよ!突然、社長から呼び出されました。
「関先生、話があるんだけど……」
(ドッキーン!!)
ドキドキしながら社長室(というか、ホントは書庫なんですど……)に行くと、社長がこう切り出しました。
「関先生って、個別指導のこと詳しいじゃないですか」
(あぁ、やっぱり……)
「社長、黙っててすみませんでした!」と、謝ろうとした時でした。
「今度開く新店舗なんだけど、1年後にはゼッタイ新規個別指導が入るわけじゃないですか」
「(え?)あ……、まぁ、そうですね」
「だから、関先生に週1くらいのペースで、個別指導に選ばれそうな処方箋についてチェックをしてほしいんですよ。お願いできないかな?」
「あ……、は……はい。大丈夫ですよ!僕で良ければやりますよ」
どうやら、このコラムが社長にバレたわけではなかったようでした。(ホッ……)
というわけでこの前早速、新店舗に行ってきました。開局は3月上旬だったんですよね~。門前に(と言っても少し離れてはいるのですが)内科クリニックが1軒あって、当面はそのクリニックが主な処方箋の応需先になりそうです。
管理薬剤師は薬剤師歴3年(4月から4年目ですね)で大抜擢の桜井クン(仮名)。身長も高く、そこそこイケメンだと思います(うらやま~)。ただちょっと、言葉遣いがヤンチャっぽいのがちょっと玉にキズなんですよ……(汗)。
「社長から、関先生がチェックしてくれるって聞いたんで、管薬引き受けたんスよ!チョーがんばるんで、よろしくお願いします!」
なんだか先が思いやられそうですよね~(アセアセ……)。気を取り直して、仕事に取り掛かります。処方箋と薬歴のチェックをしてみると……こんな処方箋が見つかりました~。(ジャンっ!)
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著者プロフィール
関あきら(ペンネーム):関東在住の薬局薬剤師。管理薬剤師7年目にして個別指導を3度経験。「個別指導は愛のムチ」と割り切って日々勉強中。

連載の紹介
セキララ告白!個別指導
「個別指導」を経験したことはありますか?3度の個別指導を経験した筆者が、個別指導・返戻にまつわる裏話や、ちょっとためになる話を赤裸々につづります。〔本コラムでは、実際の指導記録を一部脚色してご紹介します。本コラムの情報に基いた行動で不利益が生じたとしても、一切責任を負いかねますのでご注意ください。〕
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