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2019年2月22日~3月4日
ゾフルーザ、タミフルの重要な基本的注意に「出血」追加

2019/03/08

 抗インフルエンザ薬のバロキサビルマルボキシルゾフルーザ)、オセルタミビルリン酸塩タミフル他)の重要な基本的注意に、出血に関する注意事項「(1) 血便、鼻出血、血尿等があらわれた場合には医師に連絡すること。 (2) 投与数日後にもあらわれることがあること。」が追加になりました。また、ゾフルーザの重大な副作用に「出血」が追加されました。

 2019年3月31日に、経過措置期限を迎える薬剤があります。主な製品をまとめました。

・プロミド錠(一般名プログルミド)が経過措置となることにより、抗ガストリン薬がなくなります。

・塩酸パパベリン散:パパベリン塩酸塩の単剤は注射薬のみとなります。

・塩酸ピレンゼピン注(ピレンゼピン塩酸塩水和物):M1ブロッカーが内服のみとなります。

・ヘリコバクター・ピロリ除菌用キット(商品名 ランサップ、ランピオンパック):キット品は、ラベキュアパック、ラベファインパック、ボノサップパック、ボノピオンパックとなります。

・ナイクリン散・錠(ニコチン酸):ニコチン酸は注射薬のみとなります。なお、ニコチン酸アミドの内服薬は存在します。

・ナイスタチン錠(ナイスタチン):ポリエンマクロライド系抗真菌剤の内服薬はアムホテリシンBのみになります。

・カルシトラン注(カルシトニン[サケ]):カルシトニン(サケ)はなくなりますが、誘導体のエルカトニンは存在します。

・ソフィアA・C(ノルエチステロン・メストラノール)、ルテジオン配合錠(クロルマジノン酢酸エステル・メストラノール):メストラノール配合の製剤がなくなります。

・ファルネゾンゲル1.4%(プレドニゾロンファルネシル酸エステル):関節リウマチの適応を持つ外用ステロイドがなくなります。



 2019年2月22日~3月4日における主な改訂情報は以下の通りです。

著者プロフィール

佐古 みゆき(株式会社システムヨシイ[岡山市北区]データ開発部医療情報2課係長)さこ みゆき氏。2002年システムヨシイ入社。医薬品データベースのデータ登録を行う部署に配属され、医療用医薬品の添付文書と出合う。あらゆる医薬品の添付文書やその改訂情報を隅々まで確認し、製薬企業ごとの表現の違いや記載の曖昧さなどに日々悩みながらデータ化している。オフではゴルフに全力を注ぐ。

連載の紹介

佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」
医療用医薬品の添付文書は日々改訂されており、この改訂情報を漏れなくチェックするのは至難の業。そこで、本サイトの医薬品情報データベース「治療薬インデックス」のデータメンテナンスを委託している株式会社システムヨシイのデータ開発部医療情報2課の佐古みゆき氏に、添付文書のどこがどのように改訂されたのかを一覧にしてもらうとともに、特に注目すべきポイントを挙げてもらいます。

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