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マリゼブ、オングリザ、ザファテックの重大な副作用に類天疱瘡
トスフロキサシンの重大な副作用に腎性尿崩症

2018/05/11

 糖尿病治療薬のマリゼブ(一般名オマリグリプチン)、オングリザ(サキサグリプチン水和物)、ザファテック(トレラグリプチンコハク酸塩)の重大な副作用に、「類天疱瘡」が追記されました。これにより、すべてのジペプチジルペプチダーゼ(DPP)-4阻害薬にこの副作用が記載されたことになります。なお、経口糖尿病治療薬で類天疱瘡の記載があるのはDPP-4阻害薬のみです。

 経口のトスフロキサシントシル酸塩水和物(オゼックス錠など)の重大な副作用に、抗生剤としては初めて「腎性尿崩症」が追記されました。

 抗PD-1モノクローナル抗体製剤のキイトルーダ(ペムブロリズマブ[遺伝子組換え])の重大な副作用に「硬化性胆管炎」が追記されました。この副作用は、同じ抗PD-1モノクローナル抗体製剤のオプジーボ(ニボルマブ[遺伝子組換え])には既に追記されていたものです。

 2018年4月18日~5月6日における主な改訂情報は以下の通りです。

著者プロフィール

佐古 みゆき(株式会社システムヨシイ[岡山市北区]データ開発部医療情報2課係長)さこ みゆき氏。2002年システムヨシイ入社。医薬品データベースのデータ登録を行う部署に配属され、医療用医薬品の添付文書と出合う。あらゆる医薬品の添付文書やその改訂情報を隅々まで確認し、製薬企業ごとの表現の違いや記載の曖昧さなどに日々悩みながらデータ化している。オフではゴルフに全力を注ぐ。

連載の紹介

佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」
医療用医薬品の添付文書は日々改訂されており、この改訂情報を漏れなくチェックするのは至難の業。そこで、本サイトの医薬品情報データベース「治療薬インデックス」のデータメンテナンスを委託している株式会社システムヨシイのデータ開発部医療情報2課の佐古みゆき氏に、添付文書のどこがどのように改訂されたのかを一覧にしてもらうとともに、特に注目すべきポイントを挙げてもらいます。

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