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2017年7月25日~8月2日
セキコデ配合シロップ、12歳未満の用法削除
ニチコデ配合散やムコブロチン配合シロップなども同様に改訂

2017/08/09

 鎮咳去痰薬のセキコデ配合シロップ(一般名ジヒドロコデインリン酸塩・エフェドリン塩酸塩・塩化アンモニウム)は、12歳未満の用法が削除されました。コデイン類含有製剤については、2019年に小児への使用が禁忌となることが決まっており、今回の変更はそれまでのプロセスの1つになります(関連記事「コデイン類含有製剤、12歳未満は禁忌に」)。「重要な基本的注意」や「小児等への投与」には、2017年7月4日に発出された使用上の注意の改訂指示により「12歳未満の小児には投与しない」旨が追記されていましたが、用法からも12歳未満の記載が削除されました。また、ニチコデ配合散ムコブロチン配合シロップ(いずれもジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・クロルフェニラミンマレイン酸塩)などについても、同様の改訂が行われています。

 2017年5月、潰瘍性大腸炎治療薬のアサコール(一般名メサラジン)に用法・用量が追加され、寛解期の潰瘍性大腸炎に対しては1日1回2400mgの食後経口投与ができるようになりました。8月には、後発品であるメサラジン腸溶錠についても改訂が行われ、後発品においても、この用法・用量での使用が可能となりました。

 ワルファリンカリウム(商品名ワーファリン他)の重大な副作用に、カルシフィラキシスが追記されました。これは、国内外の集積症例などを検討した結果によるものです。

 2017年7月25日~8月2日における主な改訂情報は以下の通りです。

著者プロフィール

佐古 みゆき(株式会社システムヨシイ[岡山市北区]データ開発部医療情報2課係長)さこ みゆき氏。2002年システムヨシイ入社。医薬品データベースのデータ登録を行う部署に配属され、医療用医薬品の添付文書と出合う。あらゆる医薬品の添付文書やその改訂情報を隅々まで確認し、製薬企業ごとの表現の違いや記載の曖昧さなどに日々悩みながらデータ化している。オフではゴルフに全力を注ぐ。

連載の紹介

佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」
医療用医薬品の添付文書は日々改訂されており、この改訂情報を漏れなくチェックするのは至難の業。そこで、本サイトの医薬品情報データベース「治療薬インデックス」のデータメンテナンスを委託している株式会社システムヨシイのデータ開発部医療情報2課の佐古みゆき氏に、添付文書のどこがどのように改訂されたのかを一覧にしてもらうとともに、特に注目すべきポイントを挙げてもらいます。

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