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2017年2月21日~3月2日
オゼックスに小児肺炎マイコプラズマの適応追加
ルコナックの副作用に爪変色と皮膚変色が追加

2017/03/08

 ニューキノロン系抗菌薬のオゼックス細粒小児用(一般名トスフロキサシントシル酸塩水和物)の適応菌種に「肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)」が追加されました。小児の肺炎マイコプラズマに投与できる初めてのキノロン系抗菌薬です。この薬剤はいちご風味で、小児を対象とした臨床試験において、99.4%が「非常に飲みやすい」または「飲みやすい」と評価しています。用法用量については、医療安全の観点から、1日量から1回量への記載に変更になっています。

 ルコナック爪外用液5%(ルリコナゾール)の副作用に、「爪変色およびその周囲の皮膚変色」が追加されました。これは、我が国において本剤との関連性が否定できない爪変色や皮膚変色が報告されているためです。

 マキュエイドトリアムシノロンアセトニド)の用法に「テノン嚢下投与」が追加されました。この投与法は、「糖尿病黄斑浮腫」「網膜静脈閉塞症」「非感染性ぶどう膜炎」に伴う黄斑浮腫の軽減に使用することができます。また、薬効分類名が「硝子体内注用副腎皮質ホルモン剤」から「眼科用副腎皮質ホルモン剤」に変更されました。

 「重篤副作用疾患別対応マニュアル」は2005年度から2010年度にかけて作成されましたが、2016年度から更新・改定作業が始まりました。作成から10年程度経過し、記載内容が古くなっていることから、最新の知見を踏まえ、より使用しやすいものにするためです。

 2017年2月21日~3月2日における主な改訂情報は以下の通りです。

著者プロフィール

佐古 みゆき(株式会社システムヨシイ[岡山市北区]データ開発部医療情報2課係長)さこ みゆき氏。2002年システムヨシイ入社。医薬品データベースのデータ登録を行う部署に配属され、医療用医薬品の添付文書と出合う。あらゆる医薬品の添付文書やその改訂情報を隅々まで確認し、製薬企業ごとの表現の違いや記載の曖昧さなどに日々悩みながらデータ化している。オフではゴルフに全力を注ぐ。

連載の紹介

佐古みゆきの「添付文書改訂ウオッチ」
医療用医薬品の添付文書は日々改訂されており、この改訂情報を漏れなくチェックするのは至難の業。そこで、本サイトの医薬品情報データベース「治療薬インデックス」のデータメンテナンスを委託している株式会社システムヨシイのデータ開発部医療情報2課の佐古みゆき氏に、添付文書のどこがどのように改訂されたのかを一覧にしてもらうとともに、特に注目すべきポイントを挙げてもらいます。

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