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離島薬剤師たちの「リファネット通信」

人口200人の島と「ネット依存症」
松下 高士(奄美病院[鹿児島県奄美市]薬局)

2014/01/27

海が荒れて4メートル近くの波があり、船の天井に頭をぶつけるほどでした。船酔いで、港に着いてからずっと何も食べれませんでした。

 前回は加計呂麻(かけろま)島に行ったことを書きましたが(2014.1.20「加計呂麻(かけろま)島での薬物乱用防止教室」)、今回は加計呂麻島のさらに南にある請島(うけじま)の池地(いけじ)小中学校での薬物乱用防止教室について書きたいと思います。

 請島に行くには、まず奄美大島の古仁屋(こにや)港から加計呂麻島の瀬相(せそう)港に渡ります。そこから車で15分ほどのところに伊子茂(いこも)という集落があり、そこからチャーター船に乗ります。チャーター船は船室が狭く相乗りなので、船内ですぐに打ち解けます。

 島に着いて、まず目に付いたのが、あちらこちらに立て掛けられている木や鉄の棒。これは正真正銘の“用心棒”で、地元の通称は「ハブ棒」だそうです。そんなにハブが出るのかと、チラリと不安がよぎりました。案内してくれた先生に聞くと、学校内でハブが出たこともあるというではありませんか! とにかく三角頭の蛇には気をつけよう、と思いながら、池地小中学校に到着。子どもたちに警戒(?)されながらも、「こんにちは」というあいさつは清清しく、私もうれしい気持ちになりました。

連載の紹介

離島薬剤師たちの「リファネット通信」
離島の薬剤師が集う「離島ファーマシストネットワーク」(通称:リファネット)のメンバーが、離島医療の現場から薬剤師のやりがい、楽しさを全国に発信します。現在の執筆者はこちら

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