DI Onlineのロゴ画像

州によってこんなに違う薬剤師免許の更新

2018/04/05
州によってこんなに違う薬剤師免許の更新の画像

 日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、米国では薬剤師免許は更新が必要で、更新しなければ免許は失効します。各州に薬事会があり、それぞれ独自の薬事法が適用されているので、州によって更新の条件は異なりますが、およそ2~3年で更新する必要があります。更新の際には、更新料のほか、必要な生涯教育講座を受講しておく必要があります。

 私は現在、テキサス州とフロリダ州の薬剤師免許を所持しているので、両州の薬剤師免許更新に関する薬事法を比べながら、米国の薬剤師免許についてご紹介したいと思います 。 2016年にテキサス州の薬剤師になった私にとって、今年3月に初めての薬剤師免許更新通知がやってきました。テキサス州では薬剤師免許は2年ごとに更新が必要で、失効するのは免許保持者の誕生月の月末、つまり誕生日が3月の薬剤師は3月31日が免許の有効期限日、失効する日になります。免許が切れる1カ月前には、州に登録している住所に免許更新の通知カードが届きます。

 一方、フロリダ州では免許保持者の誕生日に関わらず、フロリダ州薬剤師全員の免許有効期限日は2年ごとの9月30日です。このほかオハイオ州ではなぜか9月15日となっており、州に

著者プロフィール

大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介

大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。

この記事を読んでいる人におすすめ