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新人薬剤師を迎える先輩薬剤師の悩み

2013/07/08

新人薬剤師のジェイさん。

 この6月、私の薬局に新人薬剤師がやって来ました。右の写真で登場してくれたFlorida Agricultural and Mechanical University薬学部卒のジェイさんです。

 アメリカでは5月に卒業式を行う薬学部が多いので、新人薬剤師は6月に入ってから薬局に配属されます。迎える側としては、名前と学歴以外は新人薬剤師についてほとんど知らされないので、一体どんな人が来るのかと気を揉んでいました。

 とはいえジェイさんが着任してから約1カ月、彼の真面目な仕事ぶりに一安心。それところか、予防接種や薬物治療マネジメント(MTM)といった最新の薬学知識が豊富で、即戦力になってくれて、とても助かっています。

 一方で、新人ならではというか、「ニセ処方箋」や、ニセ処方箋ではないものの麻薬取締法(21 U.S.C. 829, sec.1306.04条)に照らして受け付けるべきではない「怪しい処方箋」に惑わされ、彼がうっかり調剤してしまった麻薬系の鎮痛薬は、この1カ月間で結構な数に上ります。

著者プロフィール

大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介

大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。

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