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簡単ではない不審な処方箋の調剤拒否

2012/04/17

DEAの講習会場にて。会場は、たくさんの薬剤師であふれ返っていました

 週末を利用して、米国麻薬取締局(DEA)が主催する薬剤師と薬局のテクニシャンを対象とした生涯教育講習会に参加しました。

 開催地はフロリダ州南部のウェストパームビーチ市。私の住むデイトナビーチ市からは200マイル(約300km)、車で片道3時間半です。遠い道のりでしたが、充実したプログラムでした。

 実は、DEAがこのようなプログラムを組むのは極めて珍しいことです。米国では処方箋薬の過剰摂取による死亡者数が2007年は2万7000人、2008年は3万6000人にも上ると報告されているので、処方箋薬を患者に渡す薬局の役割が重要だということで、今回のプログラムを組んだのでしょう。

著者プロフィール

大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介

大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。

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