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強盗対策に頭を悩ませています

2011/04/26

 まず、東日本大震災で被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。日本の震災については、アメリカでも大きく報道されました。

 震災後、本当に多くの患者さんが私を訪ねて来てくれました。私の顔を見るなり「家族は大丈夫?」とみな泣きそうになるんです。遠くに転居した方からも手紙をいただきました。たくさんの方が応援してくれていると感じています。

 さて、フロリダの薬局は、通常ならばこの時期、冬の間だけ暖かい南部で過ごす「Snow Bird」と呼ばれる人たちが北部に戻り、インフルエンザや風邪といった季節性疾患が収まるので穏やかになります。

 しかし、今年は様子が違います。4月に入ってから薬局の医療用麻薬を狙った事件が相次いで起こりました。

 先日、私の勤務先から車で10分の薬局が強盗に襲われました。強盗は、欲しい薬のリストを薬剤師に渡し、チラリと上着の下の銃を見せました。薬剤師が素早く薬を渡したので危害はなかったのですが、その後、近隣のほかの薬局でも同様の強盗が現れたのです(間もなく犯人は逮捕されました)。

 昨年は私の薬局にも強盗が入りましたし、薬物関連の事件が多くなってきているようで「どうなっちゃったの!?」と思っています。

著者プロフィール

大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介

大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。

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