アメリカでは、早くも“フルシーズン”が到来しました(インフルエンザのことを略してフルと呼びます)。フルシーズンは、インフルエンザのワクチン接種が始まる8~9月から、流行がだいたい終息する翌年3月までの期間を言います。
昨年は、従来型に加えて新型もあったので2種類のワクチンを接種しましたが、今年は1種類のワクチンで対応できるようです。既に今年のフルワクチンが入荷し、接種を始めた薬局の薬剤師によると「フルワクチン在庫あり」の看板をかかげたその日に5人の方が予防注射を受けたそうです。
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著者プロフィール
大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介
大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。
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