年が明けてから、薬局はいまだにバタバタしています。前回書いた通り、高齢者向け公的保険の処方薬保険給付(メディケア・パートD)に新たに加入した患者さんが続々と来局しているのも理由の一つ。加えて、薬の価格が変わった患者さんが多く、その患者さんたちへの対応にてんてこ舞いなのです。
この時期、患者さんからよく受けるのが「どうして12月と薬の値段が違うの?」という質問。1月1日から保険プランを変えた患者さんならまだしも、保険プランを変えていない患者さんでも、薬の価格が急に変わることがあります。
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著者プロフィール
大野真理子(ウォルグリーンズ・スペシャルティ薬局勤務〔米国テキサス州〕)
おおの まりこ氏○1997年武庫川女子大学薬学部卒業。同大学薬化学研究室嘱託助手を経て、2005年米国フロリダ大学卒業、Pharm.D取得。米国ウォルグリーンズに入社し、07年から16年まで薬局長を務める。15年に経営学修士(MBA)取得。16年フロリダ州にてコンサルタント薬剤師免許取得、同年テキサス州薬剤師免許取得。17年よりテキサス州のウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務。

連載の紹介
大野真理子の「アメリカで薬剤師になる!」
日本の薬学部を卒業後、単身渡米してPharm. D.を取得し、米国の大手薬局チェーンで薬局長を経験、さらにはフロリダ大学で経営学修士(MBA)を取得した大野氏。現在は大手薬局チェーンのウォルグリーンズ傘下のスペシャルティ薬局に勤務する同氏が、米国の薬局や薬局薬剤師の“今”を現地からリポートします。
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