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論文で読み解く くすりのリスク
ピオグリタゾンで膀胱癌になるリスクは?

2020/10/22
青島 周一

 2011年に、ピオグリタゾン塩酸塩(商品名アクトス他)と膀胱癌の関連が話題になったことを、覚えている薬剤師は多いだろう。現在でも、インターネット上で「ピオグリタゾン 膀胱癌」と検索すると、「リスクの可能性」「リスク認めず」などのタイトルがズラリと並ぶ。

 ピオグリタゾンの添付文書には「重要な基本的注意」に「本剤を投与された患者で膀胱癌の発生リスクが増加する可能性が完全には否定できない」と記載がある。しかし「可能性が否定できない」とは、結局どういうことなのか。世の中、大体のことはよく分からないが、分からなければ分からないなりに何か落としどころを探っていかなければ、注意喚起も意味をなさなくなってしまう。

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