その後6年が経過した場面です。患者の症状は進行しており、追加情報を踏まえてどう対応すべきか、参加者の皆さんに議論してもらいました。
 一般に、治療開始後約5年で、約半数の患者に運動合併症が出現するとされます。本患者にもウェアリング・オフ現象を認めました。同症状を呈する進行期の治療にはドパミン作動薬の併用が推奨されます(弱い推奨2A)。ただ、高齢者へのエビデンスはなく、眠気、便秘、ジスキネジアや長期使用に伴う副作用(衝動制御障害や姿勢異常)に注意が必要です。

6年後の病状変化を受けてどう対応?の画像

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