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薬機法だけじゃない、薬剤師法も変わる!

2019/04/01

 私は2年前、このコラムを始めるに当たり、薬剤師法第25条の2を紹介しました(関連記事:「関節リウマチ治療薬と『薬剤師法第25条の2』」 )。

 薬剤師法第25条の2は、薬剤師ならば誰もが知っている法律ですし、日本の薬剤師はこの法律を根拠に日々の服薬指導を行っています。関節リウマチ患者さんが治療薬の副作用に不安を抱かないように、経過的な観察と指導、副作用発生時の迅速な対応を呼び掛けた拙文です。

 このほど、薬機法などが改正されることになりました。改正点の1つが服用期間中の患者フォローを求めていることは、DI Onlineでも詳しく報道されています。一連の改正作業の中で、薬機法の改正の根拠を、薬剤師法によったと言えます。薬剤師の職能は薬の調剤、販売、授与時だけでなく、継時的にも発揮され、かつ医療施設間でも共有されるべきものとすることを、法は要請しています。

 さて、薬剤師法は次の2点が変更に向け、平成31年3月19日に衆議院で審議入りしました(参考:衆議院で審議中の法案)。

著者プロフィール

宮崎徹(厚生連高岡病院[富山県高岡市]薬剤部)◎富山県生まれ。1989年に名城大学薬学部を卒業、同大薬学専攻科に進学。専攻科修了後から病院薬剤師として研さんを積み、99年から厚生連滑川病院、2018年から厚生連高岡病院に勤務。現在は関節リウマチと低栄養の治療に関心を持ち、日々奔走。日本リウマチ財団登録薬剤師、日本静脈経腸栄養学会学術評議員・NST専門療法士。座右の銘はPatient-Oriented。

連載の紹介

宮崎徹の「関節リウマチの話をしませんか」
関節リウマチはこの20年ほどで新薬が多数登場し、その予後は劇的に変わりました。しかし患者の不安が完全に解消されたわけではなく、むしろ服薬指導を担う薬剤師の役割は、より重要になっています。富山の病院でリウマチ治療を18年間見つめてきた宮崎徹氏が、見聞きし、経験してきた治療のあれこれを、病院薬剤師ならではの視点で綴ります。

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