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リウマトレックス、20年目の適応拡大に思う

2018/11/19

(イラスト:宮崎 徹)

 DI Onlineでも既報の通り、リウマトレックス(一般名メトトレキサート、以下MTX)を尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の4疾患の治療に用いる公知申請が認められました(関連記事:尋常性乾癬にリウマトレックス、保険適用に)。

 海外の乾癬の治療ガイドラインでは、リウマトレックスは既に、既存治療で効果不十分な重篤な乾癬の標準治療薬となっており、日本皮膚科学会が本邦でも同様の使い方ができるように、公知申請していました。

 以前、厚生連滑川病院(富山県滑川市)に在籍していた頃の話になりますが、乾癬、強皮症、RS3PE症候群などにMTXを使用したケースを経験したことがあります。いずれもステロイド抵抗性でしたが、MTXが著効しました。

著者プロフィール

宮崎徹(厚生連高岡病院[富山県高岡市]薬剤部)◎富山県生まれ。1989年に名城大学薬学部を卒業、同大薬学専攻科に進学。専攻科修了後から病院薬剤師として研さんを積み、99年から厚生連滑川病院、2018年から厚生連高岡病院に勤務。現在は関節リウマチと低栄養の治療に関心を持ち、日々奔走。日本リウマチ財団登録薬剤師、日本静脈経腸栄養学会学術評議員・NST専門療法士。座右の銘はPatient-Oriented。

連載の紹介

宮崎徹の「関節リウマチの話をしませんか」
関節リウマチはこの20年ほどで新薬が多数登場し、その予後は劇的に変わりました。しかし患者の不安が完全に解消されたわけではなく、むしろ服薬指導を担う薬剤師の役割は、より重要になっています。富山の病院でリウマチ治療を18年間見つめてきた宮崎徹氏が、見聞きし、経験してきた治療のあれこれを、病院薬剤師ならではの視点で綴ります。

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