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植物療法とハーブの剤形(4)
ハーブや精油の「入浴剤」でバスタイムを豊かに

2013/06/21

 こんにちは、酒井美佐子です。植物療法(フィトセラピー)で用いるハーブの様々な剤形を紹介するこのシリーズも、4回目となりました。今回は、ハーブを外用する際に広く使われている「入浴剤」について説明していきましょう。そう、入浴剤も剤形の1つなのですよ。

 入浴剤は、ハーブそのものや、ハーブから抽出した精油(エッセンシャルオイル)を、浴槽の湯に溶解して使用する外用剤です。入浴には(1)温熱作用、(2)静水圧と浮力による機械的作用、(3)総合的な生体調整作用──などに由来する効果がありますが、ここにハーブや精油を追加することで、一般の入浴効果に加えて植物化学成分(フィトケミカル)による生理・心理作用や薬理作用を得ることができます。

 入浴剤として生のハーブ、あるいは乾燥したハーブを用いる場合は、(1)ハーブから浸剤や煎剤を作り、それをバスタブに入れる、(2)ハーブをガーゼや布袋に入れ、それをバスタブに浮かべて成分をもみ出す──という2つの方法があります。

著者プロフィール

酒井美佐子(特定医療法人財団古宿会 法人医療技術部部長、水戸中央病院[茨城県水戸市])
さかい みさこ氏 1992年東邦大学薬学部卒。同大医療センター佐倉病院、カナダ・アルバータ大学、米・コロラド州立大学を経て、2003年から医療機関内の自然療法部門でサプリメントやハーブ、アロマなどを取り入れた自然療法を行っている。メディカルサプリメントアドバイザー(NHPインターナショナル認定)。

連載の紹介

酒井美佐子の「ハーブ&アロマの知恵袋」
「手足が冷える」「夜なかなか眠れない」といった、患者が薬局で打ち明けるちょっとした悩みの解決に、ハーブやアロマを役立てるコツを伝授します。ご意見・コメントは、ページ下部にあるコメント欄にどしどしご記入ください。「酒井美佐子のメディカルサプリブログ」も好評連載中です。

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