こんにちは、酒井美佐子です。前回は「リコリス菓子」について取り上げましたが、今回は、お菓子つながりで「マシュマロウ」を紹介したいと思います。そう、「マシュマロ」の語源になっているのが、ハーブの「マシュマロウ」なんです。
マシュマロというと、ホワイトデーに男の子が女の子に送る「お返し」の定番の一つ。ふんわりと柔らかくて、そのままいただいても、にコーヒーに浮かべても美味しい、素朴なお菓子という印象でしょうか。マシュマロは19世紀ごろ、卵白や砂糖にゼラチンを混ぜて作る製法が一般的になりました。ですが昔は、マシュマロウの樹液に卵白や砂糖を混ぜて作っていたのです。
マシュマロウ(学名Althaea officinalis、別名アルテア、和名ウスベニタチアオイ)は、アオイ科の多年草。その根部が、ヨーロッパでは2000年にもわたりメディカルハーブとして用いられてきた歴史があります。
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著者プロフィール
酒井美佐子(特定医療法人財団古宿会 法人医療技術部部長、水戸中央病院[茨城県水戸市])
さかい みさこ氏 1992年東邦大学薬学部卒。同大医療センター佐倉病院、カナダ・アルバータ大学、米・コロラド州立大学を経て、2003年から医療機関内の自然療法部門でサプリメントやハーブ、アロマなどを取り入れた自然療法を行っている。メディカルサプリメントアドバイザー(NHPインターナショナル認定)。

連載の紹介
酒井美佐子の「ハーブ&アロマの知恵袋」
「手足が冷える」「夜なかなか眠れない」といった、患者が薬局で打ち明けるちょっとした悩みの解決に、ハーブやアロマを役立てるコツを伝授します。ご意見・コメントは、ページ下部にあるコメント欄にどしどしご記入ください。「酒井美佐子のメディカルサプリブログ」も好評連載中です。
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