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新型コロナ「抗原検査キット」を使ってみた!

2021/10/07
松本 康弘(ワタナベ薬局上宮永店[大分県中津市]、薬剤師)

写真1 SARSコロナウイルス抗原キットの外箱(上)とキット1回分(下)

 新型コロナウイルス感染の有無を調べる医療用の「抗原検査キット」が、調剤薬局でも販売できるようになりました。薬剤師が抗原キットの使い方を説明して販売することによって、自宅での検査機会が増えれば、感染者の早期発見につながり、無症状感染者からの感染連鎖を未然に防ぐ手助けになります。ただ、厚生労働省の事務連絡を見ると「検査の実施方法等について十分に理解して自ら検体を採取すること」と書かれています。検体採取は購入者が自分で行うので、使い方を詳しく説明しなくてはいけません。

 そこで、薬局できちんと説明するためにも、まずは自分で試してみることにしました。

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページで検索したところ、「SARSコロナウイルス抗原キット」は、既に30種類以上が販売されているようです。今回は、当薬局の系列会社であるアドテックで販売している医療用の抗原キットを使用しました(写真1)。キットにはテストカード、検体抽出液、滅菌綿棒、フィルター付きノズルが入っています。

著者プロフィール

松本康弘(ワタナベ薬局上宮永店〔大分県中津市〕)
まつもと やすひろ氏。1956年生まれ。熊本大学薬学部卒業後、大手製薬企業の研究所勤務を経て、2001年に株式会社ワタナベに転職。最初に配属された店舗で、小児の服薬指導の難しさや面白さに魅せられ、患者指導用のパンフレットの作成などを積極的に行うようになった。小児薬物療法認定薬剤師。

連載の紹介

松本康弘の「極める!小児の服薬指導」
小児科門前の薬局で、小児の服薬指導に日々奮闘する松本氏が、日常業務で感じたことや、子どもに薬を飲んでもらうための工夫の数々を紹介します。明日から使える具体的なノウハウ満載!学会で仕入れた、小児科診療の最新トピックスなども飛び込みで紹介します。

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