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タミフルDSの後発品の薬剤費と味を調べてみた

2019/01/10

 12月中旬からここ中津でも、インフルエンザの患者さんがパラパラと来局するようになりました。年の瀬、全国各地で流行がみられたようなので、年明けに学校が始まると、患者さんは一気に増えると思います。

 国立感染症研究所の発表によると、2018年36-51週に報告されたインフルエンザのウイルス型は、検体470例中、AH1pdm09が339例(72.1%)、A/H3N2が112例(26.0%)、B型が9例(1.9%)と、AH1pdm09(09年に大流行したいわゆる新型インフルエンザ)が7割を超えています(18年12月28日時点)1)。前シーズンと同様に、これからA/H3N2やB型が流行するかもしれません。

 さて、18/19シーズンのインフルエンザ診療で最も話題となっているのは、17/18シーズンの終わりに発売されたゾフルーザ(バロキサビルマルボキシル)ですが、タミフル(オセルタミビルリン酸塩)の後発品の登場(18年9月発売)も、もう1つの大きな変化です。

 19年1月7日現在、タミフルの後発品(カプセル剤とドライシロップ)を製造販売しているのは、ご存知の通り、沢井製薬1社です。

 現在、小児に使用できる抗インフルエンザ薬の特徴や薬価を表1にまとめました。

表1 小児の適応がある抗インフルエンザ薬(クリックすると拡大します)

著者プロフィール

松本康弘(ワタナベ薬局上宮永店〔大分県中津市〕)
まつもと やすひろ氏。1956年生まれ。熊本大学薬学部卒業後、大手製薬企業の研究所勤務を経て、2001年に株式会社ワタナベに転職。最初に配属された店舗で、小児の服薬指導の難しさや面白さに魅せられ、患者指導用のパンフレットの作成などを積極的に行うようになった。小児薬物療法認定薬剤師。

連載の紹介

松本康弘の「極める!小児の服薬指導」
小児科門前の薬局で、小児の服薬指導に日々奮闘する松本氏が、日常業務で感じたことや、子どもに薬を飲んでもらうための工夫の数々を紹介します。明日から使える具体的なノウハウ満載!学会で仕入れた、小児科診療の最新トピックスなども飛び込みで紹介します。

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