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 新型コロナウィルス(novel coronavirus)が猛威を振るっています。病院ではマスクは足りているのかなと心配になっている今日この頃です。市中の最前線にいる1人として、マスクを販売しながら見た模様をレポートしたいと思います。

 今年に入って中国政府が、武漢(Wohan)で新型コロナウィルスの集団感染(outbreak)を発表するや否や、中国人観光客が一斉に動き出しました。彼らはWeChat(微信)やInstagramで常に情報交換しているので行動が非常に速く、“Made in Japan”のマスクを買いあさりました。噂によると、400~500円の日本製のマスクは、現在中国では1万円を超えるとのこと。

 一方、日本人の動きは鈍く、本格的に動き出したのは具体的な死亡者数が発表されてからでした。その頃には、マスクは販売個数制限のある代物となり、日本人がMade in Chinaのマスクを買わざるを得ない状況になりました。日々「申し訳ありません、売り切れです」「没有(メイヨー)」と言っているうちに、中国人の団体旅行が禁止となり、忙しさは半分になりましたが、市中からマスクが消えました。

連載の紹介

まいにち薬剤師
保険薬局や医療機関、大学、研究機関、製薬企業、医薬品卸などで働く薬剤師に、日々の業務や日常生活を通じて感じたこと、考えたことを、つれづれなるままに執筆いただくコーナーです。さまざまな薬剤師に、単回もしくは不定期に登場していただき、薬剤師の視点から話題を提供してもらいます。このコーナーへの寄稿を希望される方は、お問い合わせフォームから編集部にご連絡ください。

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