DI Onlineのロゴ画像

ヒト1人分の遺伝子情報のお値段は60ドル?

2018/09/10
清水 篤司

 近年は、IT技術を用いてビッグデータを収集し、活用するビジネスが世界のあちこちで成長しています。Googleが提供する検索サービスや、FacebookのSNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)をはじめ、各種プラットフォームにはビッグデータが日々蓄積されています。そして、集められたデータに基づき広告が表示されるだけでなく、その利用価値に着目した他の企業に高値で買い取られるということも日常的に行われています。

 医療業界も例外ではなくなりつつあるようです。先日、こんなニュースが米国から飛び込んできました。製薬会社のGlaxoSmithKline(GSK)社が、米国カリフォ ルニア州にある遺伝子検査会社の23andMe社から、新薬開発や潜在的な治癒の研究のための礎として4年間に渡って排他的に遺伝子情報を利用する権利を得るということと、その見返りとして同社に3億ドルを出資するというものです。

連載の紹介

まいにち薬剤師
保険薬局や医療機関、大学、研究機関、製薬企業、医薬品卸などで働く薬剤師に、日々の業務や日常生活を通じて感じたこと、考えたことを、つれづれなるままに執筆いただくコーナーです。さまざまな薬剤師に、単回もしくは不定期に登場していただき、薬剤師の視点から話題を提供してもらいます。このコーナーへの寄稿を希望される方は、お問い合わせフォームから編集部にご連絡ください。

この記事を読んでいる人におすすめ