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薬はOK、でもクリームパンで入国できず?

2018/08/01
平井 美津子

(イラスト:イヌドウユウコ)

 シドニーに旅行するため、準備していたときのことです。心配性の友人がネットを見ていて、オーストラリアは薬の持ち込みに対して厳しいことに気づき、私に連絡してきました。早速、そのことをネットでチェックしてみました。

 オーストラリアは固有の動植物が多く生息しているため、医薬品を含む食品、動植物の持ち込みを厳しく制限していて、その厳しさは世界でもトップクラスということを知りました。

 たとえ故意でなくても、申告し忘れたら、容赦なく没収され、罰金を払わされるので要注意です。OTC薬、処方箋薬ともに、本人または同行する家族の個人的使用であったとしても、オーストラリアに持ち込む場合は、入国時のトラブルを避けるためにも、処方箋を持参することを推奨しています。

 オーストラリアに留学する人向けのサイトに、「処方箋(コピー可)を英訳し、何のための薬かを簡潔に英語で書いておくとよい」というアドバイスが書いてあったので、彼女の薬に問題がないことを確認した上で、必要な部分を英訳して渡しました。

 薬品名は商品名でなく、有効成分の記載が原則です。

連載の紹介

まいにち薬剤師
保険薬局や医療機関、大学、研究機関、製薬企業、医薬品卸などで働く薬剤師に、日々の業務や日常生活を通じて感じたこと、考えたことを、つれづれなるままに執筆いただくコーナーです。さまざまな薬剤師に、単回もしくは不定期に登場していただき、薬剤師の視点から話題を提供してもらいます。このコーナーへの寄稿を希望される方は、お問い合わせフォームから編集部にご連絡ください。

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