DI Onlineのロゴ画像

続報!カナダのグリーンラッシュの行方

2018/05/30
佐藤 厚

写真1●バンクーバーのダウンタウンで大麻を販売する店

 今年1月、このコラムにカナダの嗜好用大麻合法化と薬局の関わりについて書きました(関連記事:「今年のカナダは『グリーンラッシュ!』」)。今回は、その後の動向をまとめます。

 C-45法案──。これは、カナダ連邦議会で「Cannabis bill」とも呼ばれる、嗜好用大麻合法化法案のことです。大麻合法化は、2015年のトルドー首相の選挙キャンペーンの公約の1つであったため、法案可決は既定路線と見られていました。

 しかし、今年3月に行われた第2読会(立法手続きの1つである議員投票)は、想定外の接戦。それでも、最終的には賛成派が反対派の勢いを抑え、法案は修正議論へと進みました。

 法案が可決されたあかつきには、7月1日に嗜好用大麻が発売されるという噂もありましたが、この日はカナダの建国記念日(カナダ・デー)で、この日を嗜好用大麻の解禁記念日とすることに反対意見が続出しています。また小売り側の準備も整っていないという理由で、実際に販売が始まるのは、8月~9月と予想されています。

 ただし、現状でも非合法でありながら取り締まられていない小売店は、あちこちに存在しています(写真1、2)。

写真2●大麻をデリバリーするサービスの張り紙(画像は一部加工しています)

連載の紹介

まいにち薬剤師
保険薬局や医療機関、大学、研究機関、製薬企業、医薬品卸などで働く薬剤師に、日々の業務や日常生活を通じて感じたこと、考えたことを、つれづれなるままに執筆いただくコーナーです。さまざまな薬剤師に、単回もしくは不定期に登場していただき、薬剤師の視点から話題を提供してもらいます。このコーナーへの寄稿を希望される方は、お問い合わせフォームから編集部にご連絡ください。

この記事を読んでいる人におすすめ