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自動調剤機器と上手に付き合うコツ

2019/11/12

散薬調剤ロボット「DimeRo(ディメロ)」

 全国の病院で、調剤業務のロボット化、自動化が進んでいます。当院でも大がかりな機器から小さな機器まで様々なものが導入されています。一方で、非常に役に立つと実感する機器から、中には高価であったけれども生産効率性アップという効果面では疑問符が付く機器もありました。様々な機器を導入してきた中で、病院薬剤師は機器とどのように付き合っていけばよいのかを書いてみたいと思います。

 湯山製作所(大阪府豊中市)が製造している散薬調剤ロボット「DimeRo(ディメロ)」という自動散薬秤量分包機器があります。この機器が画期的なのは、処方データを受け取り、秤量から分包までの調剤を、人の手を全く介さずに全自動で行ってくれるところです。この機器は、3年ほど前に導入して以来、非常に役に立ってくれています。また、薬剤部員のDimeRoに対する印象も非常にいいです。

 しかし一方で、このDimeRoを導入したけれど、期待外れだったという感想を持っている病院の方の話も耳にしたことがあります。この印象の違いはどこから来ているのかを詳しく調べてみたところ、調剤機器を導入する際のコツと言えるようなことが浮かび上がってきました。

 以下、DimeRoを例にして説明していきます。

著者プロフィール

らくすりくん(ペンネーム)◎倉敷中央病院(岡山県倉敷市)薬剤部のベテラン薬剤師。

連載の紹介

こちら倉敷中央病院薬剤部です!
病床数1166床の急性期病院、倉敷中央病院に勤務する薬剤師が、イマドキの病院薬剤師の業務、その思いについて語ります。

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