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フィギュアの採点を見て、ふと頭をよぎったこと

2018/03/07
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 韓国の平昌で行われた冬季オリンピックは日本勢が大活躍しました。引き続いてパラリンピックも開催されるので、こちらも楽しみですね。今回はオリンピックで行われたフィギュアスケートを観戦していて感じたことを話題にしたいと思います。

 女子の金メダルは「ロシアからの五輪選手」(OAR)として参加したザギトワ選手でした。15歳にしてあれだけの演技ができるのは、本当に素晴らしいことです。私はそこまで競技に詳しくないのですが、金メダルを取れた要因の1つは後半のジャンプだったようです。

 フィギュアスケートの採点基準についてちょっと調べてみたところ、同じジャンプをしても、後半のジャンプは基礎点が1.1倍に、つまり後半にジャンプすると高点数になるとのことです。もちろん、疲れが出てくる後半のジャンプはそれだけ難しいことなので、妥当性があるのでしょう。

 今回、ザギトワ選手はジャンプを全て後半に持ってきました。誤解のないよう申し添えると、ザギトワ選手を批判するつもりはまったくありません。ルールにのっとり得点の最大化を狙うというのは、ごく当たり前のことです。言い換えれば採点の仕組みがそうさせているともいえます

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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