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薬局の副作用報告は医療機関と連名ですべき?

2017/07/20

 厚生労働省の厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会の第2回会合で、「医療関係者の副作用報告ガイダンス骨子」について議論されました。骨子はウェブサイト上でも閲覧ができ(同部会資料の参考資料7が骨子です)、副作用報告を促進するための医療機関と薬局の対応などについて書かれています。

 そもそも、私たち薬剤師には、医薬品医療機器等法第 68 条の 10 第 2 項で副作用報告についての規定があります。ですので、なにも改めて「ガイダンス」という形で示す必要はないという気がしないでもありません。しかし、ガイダンスの骨子にもあるように、副作用報告の促進のためなのでしょう。

 副作用報告は、広く、そして迅速に集められることが大切です。薬剤との因果関係が必ずしも明確でなくても報告が認められているのは、その証しだと思います。「疑わしい事例」が集まることによって何かしらの知見が得られることもあるでしょう。

 さて、この骨子は第2回会合後の7月10日に事務連絡されていますが、私は以下の記載に注目しました(事務連絡はこちら)。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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