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薬剤師・薬局に実績が求められる時代に

2017/04/11

 薬局業界でしばらく前から、「KPI」というちょっと聞き慣れない言葉がちらほらと話題になっています。私たちも日常的に、CYP(薬物代謝酵素チトクローム450)とかBUN(尿素窒素)といったようにアルファベット3文字の言葉を頻用していますが、KPIとは一体何なのでしょうか。

 KPIをグーグルで調べたところ、Key Performance Indicatorの略称で、日本語では「重要業績評価指標」とのことです(Udemyメディアより)。 さらに、経営には様々な種類の業績評価指標が使われますが、KPIはその中でも「キー(重要な)」となる指標で、目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する役割があります、と書かれています。

 つまり、KPIは経営用語なのですね。また、経済財政諮問会議の「経済・財政再生アクション・プログラム2016」には、KPIは「改革の成果の達成度合を示す指標」と記載されています。

 これまで「患者のための薬局ビジョン実現のためのアクションプラン検討委員会」において非公開で検討が進められてきましたが、今回、かかりつけ薬剤師の指標としてこのKPIを用いることが公表され、早速2017年度から試行的に実施していく計画とのことです(関連記事「かかりつけの指標に電子お薬手帳導入など4項目」)。

 全国的に把握すべきKPIとして、以下の4項目が挙げられています。いずれも「全項目が前年度に比べて増加すること」が目標として掲げられています。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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