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薬剤料の「五捨五超入」はやめられませんか

2015/10/22

 2年ごとに改定されている診療・調剤報酬ですが、点数表やらその後に出される疑義解釈資料も含め、毎回、その内容は非常に多岐にわたります。調剤報酬の部分だけ取り出してみてもその分量は膨大で、例えばこのコラムで論じようと思ったら、何年かかるやら…という話になってしまうでしょう。

 現在の報酬体系についての理解が不十分である上に、私が実務に携わるようになってからの十数年しか経緯を知りませんので、歴史的にどのように変遷してきたのかなどは到底理解できていません。ですので、私が診療・調剤報酬についてコラムで論じるなど、出過ぎたことであり、自分の不勉強を露呈することにもなるのでややためらいはあります。しかし、1つだけ、どうにも現状にそぐわないなと感じることがあるのです。それは、薬剤料の算定方法です。

 薬剤料の算定方法は診療報酬点数表に以下のよう定められています。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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