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熊谷信×山本雄一郎present
「POS=薬歴の書き方」は誤解です

2014/09/17

 9月14~15日の2日間、熊本県で開催された服薬ケア研究会第4回大会 に参加してきました(昨年の模様はこちら)。今回は、DI Onlineコラム 「薬局にソクラテスがやってきた」でおなじみの山本雄一郎先生が大会長を務められたので、この機会に服薬ケアに関連して2人で語り合いました。今回はその内容を対談形式でご紹介します。

服薬ケア研究会は「本物の薬剤師!」を目指す仲間の集まり
熊谷 大会長、お疲れさまでした。とても有意義な2日間になりましたね。

山本 私の地元である熊本での開催でしたので大会長をお受けしましたが、大変多くの方にご参加いただき、とても素晴らしい会になったと感じています。会頭の岡村祐聡先生のお話はもちろんですが、会員の発表も充実しました。

熊谷 大会長講演の中でも、「服薬ケアとは一体何か?」というお話をされていましたね。

山本 「服薬ケア研究会って、薬歴の書き方を勉強している所でしょ」という誤解(?)はいまだにありますね。抽象的な表現で分かりにくいところもあって、なかなか理解されないのですが、一言でいえば、服薬ケア研究会は「本物の薬剤師!」になりたいと思う仲間たちの集まりです。

熊谷 的を射た表現ですが、つまり、「薬歴の書き方」という小手先のノウハウを学ぶ場ではない、ということですね。

山本 世の中の薬剤師の多くが、「POSって薬歴の書き方でしょ」程度の認識になってしまっていて、そこがそもそもの誤解の始まりなのかもしれません。でもPOSというのは、患者にとってベストなものを求めていく“システム”のことなんですよね。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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