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なくならない「門内薬局」問題

2014/09/10

 少し前の話題になりますが、今年7月1日に東京都北区に開設された「あさひ調剤薬局西ヶ原店」の保険指定をめぐって、同月、東京都薬剤師会が関東信越厚生局に再検討を申し入れたということが報じられていました。

【薬事日報ウェブサイト】病院内敷地の開設薬局、厚生局に再検討要請(2014年7月17日)

 厚生局に対する都薬の訴えは、「あさひ調剤薬局西ヶ原店の保険薬局としての指定を見直すべき」というものです。見直すとはつまり、この薬局が保険薬局として相応しくないので、保険指定を取り消すべきですよ、と暗に言っていることになります。

 焦点となっているのは、「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則第2条の3第1項」その他関連する通知の解釈です。

保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則
第二条の三  保険薬局は、その担当する療養の給付に関し、次の各号に掲げる行為を行つてはならない。
一  保険医療機関と一体的な構造とし、又は保険医療機関と一体的な経営を行うこと。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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