一昔前まで、「薬局での一部負担金をクレジットカードで支払うなんてけしからん!」という風潮もありましたが、今となってはそんな声もどこ吹く風。病院や診療所の支払いでもクレジットカード決済ができるようになってきた中、カード決済を導入する薬局も増えてきているのではないでしょうか。
都道府県が公表している薬局機能情報の中に、「クレジットカード等による料金の支払いの可否」という項目を設けている所もありますよね。現時点で、クレジットカードで一部負担金を支払えない薬局がとがめられることはないのかもしれませんが、「対応が望ましい」という雰囲気を感じます。
大手のチェーン薬局であれば、クレジットカード決済の導入も容易でしょうが、中小の薬局の場合、コストや運用の面などでなかなか難しさもあります。私も開局する際にひとしきり悩みましたが、スマートフォンが1台あれば、非常に簡単に導入できるサービスを発見しました。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
著者プロフィール
熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。
この連載のバックナンバー
-
2021/01/15
-
2021/01/08
-
2020/12/29
-
2020/12/25
-
2020/12/15