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「後発品を調剤しない理由をレセプトに記載せよ」に何の意味があるのか

2014/03/12

 調剤報酬改定まで、残すところあと半月ほどとなりました。地域薬剤師会による伝達講習会が既に行われている所もあるようですが、メーカー主催の説明会なども、これからどんどん行われることと思います。

 だいぶ具体的な内容も出てきていますね。厚生労働省のウェブサイトにも、説明会で用いられた資料がアップされていました。

【厚生労働省保険局医療課】平成26年度調剤報酬改定及び薬剤関連の診療報酬改定の概要

 細部については今後、疑義解釈などで明らかになる部分もあり、もうしばらく気を揉むことになりそうです。もうご覧になった方も少なくないと思いますが、私も資料をざっと読んでみたところ、一つ気になる部分がありました。

 P43の「一般名処方における後発医薬品選択の明確化」の中にある、こちらの記述です。

<薬剤服用歴管理指導料の留意事項通知にて>
一般名処方が行われた医薬品について、原則として後発医薬品が使用されるよう、患者に対し後発医薬品の有効性、安全性や品質について懇切丁寧に説明をした場合であって、後発医薬品を調剤しなかった場合は、その理由を調剤報酬明細書の摘要欄に記載する。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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