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あれこれ気になる調剤報酬改定の雲行き

2014/02/05

 4月の調剤報酬改定まで、残すところあと2カ月を切りました。今回は消費税増税(5%→8%)もあり、いつも以上に慌ただしくなりそうです。中医協でも、個別改定項目について、具体的な内容が出てきているようです。

【DIオンライン】改定の柱は「24時間対応薬局」!(2014年1月31日)

 今日は、現場目線で、改定の雲行きを眺めてみたいと思います。まだまだ未確定要素も多いので、はっきりしたことは言えませんが、今後の方向性など、大まかな部分について見ていきましょう。

■調剤基本料が1点プラスになる?

 具体的な点数まで出ているということは、おそらくほぼ確定的な情報と見て間違いないでしょう。これと併せて、一包化加算の引き上げについても言われています。なぜ上がるのかといえば、とどのつまり、これが消費税増税分の補填ということです。

 一包化加算の点数がまだ見えてきませんので、はっきりしたことは言えませんが、何ともしょっぱい点数だと感じます。

 ちなみに、診療所への消費税対応については「初診料12点、再診料3点」それぞれ増点の案が示されています。この案については公益委員の裁定待ちであり、このまま実現するのかどうかは何とも言えない状況です。

■調剤手順に変更の必要あり?

 中医協の資料から、「服薬状況等の確認のタイミングの明確化」に関する記述を抜粋します。

薬剤服用歴管理指導料について、服薬状況並びに残薬状況の確認及び後発医薬品の使用に関する患者の意向の確認のタイミングを、調剤を行う前の処方せん受付時とするよう見直す。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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