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秋の八戸は熱かった!

2013/10/17

 10月13~14日の連休、青森県八戸市で「全国薬剤師の集いIN八戸2nd」が行われました。「2nd」の文字から分かる通り、昨年に引き続き2回目の開催です。今年は私も参加してきました。

 Facebookでつながっている人たちが多いので、知っている顔もチラホラ。八戸市から16人、八戸市以外から26人の薬剤師が集まったそうです。西ははるばる広島県から参加したという人もいました。本州最北端……ではありませんが、八戸に全国からこれだけの薬剤師が集まるのはすごいことではないでしょうか。

 この集いのメインイベントは、13日21時から行われたワールドカフェです。八戸にちなんで(?)、「IT情報発信」「災害医療」「薬薬連携」「若手薬剤師」「薬局」「在宅」「医療安全」「薬連」――の“8つ”のテーマが設定されました。

 テーマごとにテーブルが設けられ、参加者は20分単位でそれぞれのテーブルを回ります。私は「IT情報発信」のホスト役を務めたのですが、テーブルに来る人それぞれが、色々な思いや悩みを持っていて、話がどんどん膨らんでいきます。

 時には盛り上がりすぎて話が脱線してしまうこともありますが、それもご愛嬌。時間の関係で、全員が全てのテーブルを回ることはできませんでしたが、「20分ってこんなに短いの!?」という声があちこちから聞こえました。

 八戸の集いの良さの一つは、こうした参加者同士の距離の近さにあります。誰か一人が高い所から話すのではなく、参加者が膝を突き合わせて思いの丈をぶつけ合い、そしてそれに対するレスポンスが得られる。肩書や立場を取っ払って、皆がフラットな関係で話ができる。そんなところが大きな魅力です。

 ワールドカフェが終わった後も話は尽きません。集いの発起人である二ツ家調剤薬局(八戸市)の大久保幸子先生が宿泊するホテルの一室が“スナック・サチ”として解放され、夜な夜な語り合います。中には朝の4時半まで話していた人もいたとか。参加者の熱い思いが伝わってきますね。

 そしてもう一つ忘れてはならないのが、準備の徹底ぶりです。八戸に入ってからホテルを後にするまで、八戸の皆さんの「おもてなしの心」が隅々まで行き届いているのを感じました。以前、講演に招いていただいた時にも感じたのですが、若手からベテランまでが、非常によくまとまっていると思います(八戸薬剤師会の魅力については、本コラム2012年2月16日「目からウロコ!八戸市薬剤師会の斬新な取り組み」をご覧ください)。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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