10月7~8日に浜松市で開催された日本薬剤師会学術大会。私も参加してきました!前日午後に現地入りしたのですが、往路でバス酔いしてしまい、初っ端からややグロッキーな状態だったものの、とても充実した2日半を過ごすことができました。
口頭発表、ポスターセッション、ランチョンセミナー、各種講演など、多くの学びがありましたが、今回は、非常に斬新な印象を受けたファイザーの企業展示についてご紹介しようと思います。
皆さんは、製薬会社の企業展示といえば、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。パネルの前に机があって、その上に資料やノベルティグッズが置いてあり、ちらっとのぞきこめば即座に「いかがですか?」と声を掛けられる…。そんな、ちょっと近寄りがたい印象を持つ人が少なくないと思います。
しかし、今回のファイザーの企業展示はちょっと違いました。まず、外からはブース内部の様子を見ることができません。「中はどうなっているの?」と、思わず引き寄せられます。私もその一人で、入口に向かったところ、「最後尾はこちらで~す!」という声が聞こえてくるではありませんか。声のする方向を見ると、「35分待ち」と書かれたプレートが目に飛び込んできました。
まさに、テーマパーク顔負けの“アトラクション”といってもいいでしょう。まさか日薬の学術大会の企業展示会場で、中に入るためにそんなに待つとは思いませんでした(笑)。あ、実際は翌日朝イチで出直したので、そこまで待たずに入れたのですが。
いざ中に入ってみると、そこは水族館!百聞は一見にしかずですので、写真をご覧ください(写真1)。
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著者プロフィール
熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。
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