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15年前の「薬局・未来予想図」を紐解いてみた

2012/01/12

 2012年を迎え、早くも10日あまりがたちました。まだまだお正月気分が抜けきらず、重い体を引きずっている方も少なくないかもしれません。新年のご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 新年最初でもありますので、今回は少し大きなテーマを取り上げてみたいと思います。それは、「薬局あるいは薬剤師はどうあるべきか」です。

 とはいえ、ちょっとテーマが大きすぎて、私が一から論じるには力不足の感が否めません。ここは一つ、日本薬剤師会が15年ほど前に作った『薬局のグランドデザイン』にチャチャを入れながら、思うところをまとめてみたいと思います。

 薬局のグランドデザインとは、1997年1月に日本薬剤師会が「薬局のグランドデザイン ~将来ビジョンと21世紀初頭に向けての活動指針~」と題して発行したものです。最終答申は70ページ近くに上ります。

 このグランドデザインの目的は一体何であるかと言いますと、序章に次のような記載があります。

「薬局のグランドデザイン」は、21世紀への移行期に当たるこの10年間が薬局・薬剤師にとって極めて大きな試練の時期であるとの認識にもとづき、薬局・薬剤師がこれから備えるべき機能や役割を想定し、それを果たすための薬局の規模をシミュレーションして薬局像をデザインしたものである。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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