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子供を誤飲から守るシロップ容器

2011/01/19

 「チャイルドレジスタンス」という言葉をご存知でしょうか。Child Resistanceの頭文字を取って「CR」と略されることもあるこの言葉ですが、「子供が簡単に製品を操作できることで危険が生じないように防止装置などを加える工夫」という意味で使われます。

 例えば最近の例ですと、CR機能が付けられたライターがあります。子供の力では押せないように着火スイッチを重くしたり、2段階以上の操作を組み合わたり、またストッパーを組み込むなどした、CR機能が施されたライターが出てきているようです。

 このCR機能、実は私たちの業界でも導入の必要性がうたわれており、東京都の商品等安全対策協議会では昨年から、子供用水薬容器のCR化について協議、提言をまとめるといった話が出ています。

 と言ってもこの水薬容器のCR化、何も目新しい話ではなく、OTC薬の水薬(シロップ剤)については多くの製品で既に採用されています。咳止めのシロップなどで容器のふたを開ける事ができず、カラカラと空回りしてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。このふたは、強く押してから開ける「プッシュ&ターン」方式と呼ばれています。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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