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「独立店」で守られていなかったOTC薬の販売ルール

2010/07/06

 先日、厚生労働省が平成21年度「一般用医薬品販売制度定着状況調査」調査結果報告書を公表しました。調査は2009年6月1日から全面施行された新・薬事法が、実際の販売現場でどの程度定着しているか確認することを目的に、全国47都道府県に渡って、いわゆる「覆面調査」として行われたものです。

 いろいろなところで既にニュースになっており、もうご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、今回は調査対象が「独立店」か「チェーン店」かという点に注目して結果を分析してみようと思います。

 まず、この調査では、独立店、チェーン店を以下のように定義しています。
 

チェーン店は、「日本チェーンドラッグストア協会」の正規会員企業および、スーパーマーケット22店、ホームセンター9店の直営店舗とする。なお、一部の地域において、「日本チェーンドラッグストア協会」の正規会員企業ではないが、調査を行ったインテージリサーチが、明らかにチェーン展開していると考えた店舗も、チェーン店とした。独立店は、上記以外の店舗とする。

著者プロフィール

熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介

熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。

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