4月16日に新薬の薬価収載がありました。やはり、最近の新薬は配合剤が多いですね。今回収載された10成分中、内服薬ではエックスフォージ配合錠、レザルタス配合錠、外用剤ではザラカム配合点眼液の計3成分が配合剤です。
とりわけ、降圧剤の配合剤は種類も多く、配合されている成分や用量も多岐に渡ります。薬局によってはまだ調剤していない薬剤もあることでしょうから、「プレミネントは知ってるけど、それ以降に出てきた配合剤はわからない」なんて方もいるかもしれません。
増え続ける降圧剤の配合剤は、もはやカオスの様相を呈しているような気もしますが……。分類する場合は、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を軸に並べてみるとわかりやすいです。降圧剤の配合剤を一覧表にしてみましたので、ご覧ください。
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著者プロフィール
熊谷信(薬剤師・ブロガー)
くまがい しん氏 信州大学経済学部を卒業後、自動車ディーラーの職に就くが、「自分で薬局を開きたい」との思いから、社会人入試を経て東邦大学薬学部へ入学。卒業後、くまがい薬局を開局したが、3年4カ月で廃業し、勤務薬剤師に。2014年4月、長野県諏訪市にららくま薬局を開局。

連載の紹介
熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
ららくま薬局(長野県諏訪市)を開設し患者と向き合っている熊谷氏が、日々の業務やニュースから感じ取ったことを現場目線で書きつづります。本人のブログ「薬局のオモテとウラ」も好評連載中です。
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