内服薬処方せん記載方法の標準化を目指して、昨年から厚生労働省で検討会が開かれていたのはご存知でしょうか。その検討会が1月、最終的な報告書を出しました。
※厚生労働省:内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会 報告書(pdfファイル)
「バラバラの処方せん記載方法は危険だから統一しよう」という動きは大変良いと思うのですが、以前も取り上げたように、新たな記載方法を義務付けるのではなく、あくまで「指針」として示していること、従来の記載方法からの移行期間が定められていないことなど、多くの問題点が指摘されています。
そこで、現場の人達はどう感じているのか、私のブログ「薬局のオモテとウラ」でアンケートを実施しました。4日間で約100人の皆様から回答が寄せられましたが、それらを紹介しながら、今後の展望について考えてみたいと思います。
ウェブサイト「薬局のオモテとウラ」でアンケートを実施。2月11日~15日に調査を行い、92人から回答を得た。92人のうち薬剤師が84人、そのほか8人の職業は医師や医療事務など。