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脂漏性湿疹に効く漢方(1)
脂漏性湿疹の考え方と漢方処方

2021/11/02
幸井 俊高=薬石花房幸福薬局(東京都千代田区)代表、薬剤師、中医師

 脂漏性湿疹は、皮脂の分泌が多い部位に炎症が生じて発生する湿疹です。頭皮、髪の生え際、鼻の周りなどの顔面、耳の後ろ、脇の下、股間部、膝の裏など、皮脂腺が多い部分に好発します。皮脂腺の豊富な部分を脂漏部位といいます。「脂漏性皮膚炎」とも呼ばれ、乳幼児から老人まで幅広い年代に見られます。

著者プロフィール

幸井俊高(「薬石花房 幸福薬局」代表)
こういとしたか氏。東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。2006年に「薬石花房 幸福薬局」を開局。『漢方でアレルギー体質を改善する』(講談社)『男のための漢方』(文春新書)など著書多数。

連載の紹介

幸井俊高の「漢方薬 de コンシェルジュ」
東京の老舗高級ホテル「帝国ホテル」内で、完全予約制の漢方薬局を営む幸井氏。入念なカウンセリングを行い、患者一人ひとりに最適な漢方薬を選んでくれる薬局として、好評を博している。これまで多くの患者と接してきた筆者が、疾患・症状ごとに症例を挙げて、漢方薬の選び方と使い分けについて解説する。

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