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口臭に効く漢方薬(1)
口臭の考え方と漢方処方

2013/02/13

漢方薬は複数の生薬の組み合わせにより、大きな効果を表します。(写真:室川イサオ)

 誰かに会ったり近距離で話をするとき、口臭が気になるのは人の常でしょう。人間には多かれ少なかれ、誰にでも体臭や口臭があります。特に寝不足や疲れが重なった状態で、にんにくなどの刺激物を食べ過ぎたりアルコールを飲み過ぎたりしたときには、口臭が強まります。

 口臭の原因の一つは、歯周病や虫歯など、歯や口腔内の病気です。歯や歯茎で繁殖する細菌や膿から臭いが発生しますので、その場合は歯周病や虫歯を治療すれば口臭が収まるでしょう。しかし、歯の治療をしても口臭が消えない、あるいはもともと歯は健康なのに口臭がする、という人もたくさんいます。

 漢方で口臭は、口腔内を含め、主に消化器系にたまる過剰な熱が臭いとなって表れると考えます。消化器系の機能不調やストレスの影響で口臭が強くなったり、また自分の口臭に敏感になったりする場合もあります。

著者プロフィール

幸井俊高(「薬石花房 幸福薬局」代表)
こういとしたか氏。東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。2006年に「薬石花房 幸福薬局」を開局。『漢方でアレルギー体質を改善する』(講談社)『男のための漢方』(文春新書)など著書多数。

連載の紹介

幸井俊高の「漢方薬 de コンシェルジュ」
東京の老舗高級ホテル「帝国ホテル」内で、完全予約制の漢方薬局を営む幸井氏。入念なカウンセリングを行い、患者一人ひとりに最適な漢方薬を選んでくれる薬局として、好評を博している。これまで多くの患者と接してきた筆者が、疾患・症状ごとに症例を挙げて、漢方薬の選び方と使い分けについて解説する。

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